今回は、接客が苦手だった店長のインタビューです。
2019年2月21日に行われた西武プロパティーズ 第5回接客ロールプレイングコンテスト‟The Stage of Smile”の決勝大会に見事出場を果たした、靴下屋西武新宿ぺペ店の店長森さん。
接客に自信がなかった彼女が、ロールプレイング大会を通して得た貴重な経験の数々を是非お楽しみください。
Q:今回のロールプレイング大会の1次予選参加が決まったときどんな気持ちでしたか?
前年も予選・決勝とださせて頂きましたが、決勝大会では思うように力を出し切れなかったので、再チャレンジが出来る!ととても嬉しかったです。
Q:大会に向けてどんな準備をしましたか?
それぞれの商品の素材やカラー展開など商品情報と様々な面から考えたメリット・デメリットをノートにまとめました。ニーズの聞き出しにも慣れる為に店舗スタッフに協力してもらいニーズ確認のトレーニングもしていました。
Q:普段の接客で気にかけていることは?
自分の考えるイメージだけでなく、お客様がイメージしているものを共有でき、お客様がより使いやすい商品を提案する様に心がけています。
Q:商品提案に活かせる専門知識やトレンド情報はどうやって掴んでますか?
専門知識は、やはりロールプレイング研修などの研修で得るものも多いと思います。
研修後は、内容を何度も見直したり、書き出したり、わからないことは上司に相談したりします。
新しい商品情報が共有されたら、欠かさずチェックしています。
トレンド情報については、自分自身お洋服がとても好きなので、ネットや休みや仕事帰りに実際のショップに行って、トレンドを感じたり、雑誌などを積極的にチェックしたりしています。
他にも友人やスタッフ間でもトレンドアイテムを共有したり、コーディネートを参考にすることもあります。
Q:接客力が売上に繋がった成功例を1つ教えてください。
メロウレギンスを気にされていたお客様が、お買い上げの際に「普段は、靴下を合わせたコーディネートをしたことがない」とおっしゃっていたタイミングがありました。
当時はまだ肌寒い時期だったので、レースソックスの履き合わせのご提案をプラスアルファーでさせていただいたところ、お客様から「合わせて履いてみたい」とまとめてご購入いただいた事は嬉しかった体験の1つです。
Q:『靴下屋西武新宿ぺぺ店』で働いていて、成長できたと思うポイントは?
以前、アパレルでの販売経験がありましたが、正直自分には接客は向いていないと思っていましたが、
以前の上司の後押しの言葉もあり、西武新宿店で働き始めました。
靴下の専門店なので、知識を学ぶ場がたくさんあり、知ることが楽しく自信がつきました。
その自信を元に、お客様とお話をする事が楽しくなったことが、成長しているなと感じます。
Q:接客に少し苦手意識を持っている(新人)スタッフさんに克服のポイントはありますか?
先程も少し話しましたが、私も苦手でした!!!(笑)
私も元々人見知りを克服したくて接客を始めたので、話しかけるのが、不安だったり、苦手だと感じる方もいると思います。
皆さん、それぞれ苦手ポイントがあると思うので、先ずは苦手な部分を書き出して、自分の苦手なことを明確にしてみて、
達成できそうな目標から立てるといいと思います。
例えば、《商品知識に不安がある》であれば、《疑問に思ったことをノートにまとめて上司に相談する》でもスタートはいいと思います。スタッフ同士は仲間なので、素直に頼ることが大切だと思います。
Q:接客スキルを上げたいと思っているスタッフさんにもアドバイスお願いします。
私もまだまだ勉強不足なので、アドバイスなんておこがましいですが、1つは、普段の接客で、常にお客様により満足していただけるには、どうしたらよいか?と考え続けること。また、ロールプレイング大会や研修に積極的にチャレンジしてみることだと思います。どんな場面でもスキルアップできるチャンスがあると思います!
ロールプレイング大会は自分が苦手な部分と得意な部分を発見できるチャンスなので、皆さんも是非チャレンジしてみてください!